| 色々と暖かいご配慮を賜り楽しく過ごしたお食事も終わり、ホテルに戻ってもうひと仕事です。昼に見学できなかった南湖賓館内のホールを見なければなりません。ここは政府関係の方がよく使うというだけあって、さすがにとても立派で美しいホールです。でも客席の床だけでなく舞台上の床もすべて
厚い絨毯で覆われているので、ちょっと無理かなと思ってしまいました。
結局今回の長春訪問では結論は出ず、6月に再度長春を訪れることになりました。
翌朝、昨日と全く同じパターンの逆バージョンで金さんに長春駅のプラットホームまで送って頂き瀋陽駅では森さん、翁さんに出迎えて頂き、こうして私の長春ひとり旅は一応無事終了しました。
再びケンピンスキーホテルに戻り、今回の旅が始まって以来はじめて2連泊以上する部屋に落ち着くことができたので、早速本格的に荷物をほどいて「巣作り」開始です。“片付け魔”の私は身の回りが綺麗に片付いてないと不快指数が上昇してしまう為、ホテルなどの狭い空間は苦手ですが、今回は前述の友人李侃さんのお陰でとても広い部屋に案内されたので「巣作り」も快調に進みます。
夕方友人の劉銘さんから電話を頂き夕食に誘って頂きました。彼女とは昨年10月のコンサートの折りに瀋陽で知り合ってから、その後東京や上海でも度々会う機会があり今ではすっかり大の仲良しです。オーストラリアから仕事でいらしてる方との食事の席に私も入れて頂き、元々上手でない英語と中国語の切り替えに苦労しながらも楽しい時間を過ごしました。その後
遼寧歌劇院の孟欣院長とお会いし、とても嬉しいニュースを聞かせて頂きました。それは今年の瀋陽国際芸術祭の開幕式(8月30日)に参加させて頂き孟院長指揮のオーケストラで3曲歌わせて頂く、というお話でした。開幕式で歌わせて頂けるなんて本当に光栄なことで有難いお話です。
曲目はJ.シュトラウスの「春の声」、中国の有名な曲「在那遥遠的地方(日本名は草原情歌)」、そしてテノール陳黙さんと椿姫から「乾杯のうた」の3曲です。
更に孟院長からもうひとつ驚くべきニュースがもたらされました。なんと!魏松さんが今ちょうど瀋陽にいらっしゃるというではありませんか!魏松さんというのは中国が誇る素晴らしいテノール歌手です。瀋陽のご出身ですが現在は上海歌劇院の副院長をなさって上海在住です。私も2005年6月18日周小燕教授の高弟ばかりが出演したコンサートで実際にその歌声に接し惚れ惚れと聞かせて頂きましたし、又その後中国に滞在中テレビなどでも、しばしばその美声に酔いしれておりました。
その魏松さんが出身地の瀋陽でマスタークラスを行う為いらしてるというのです!
孟院長から「明日貴方も歌劇院に来なくてはダメだよ!」とのお言葉を頂戴し本当に有難く感じました。
瀋陽と違い上海では音楽関係の知人が殆ど無いに等しく(唯ひとり陳其蓮さんだけですので・・・・)苦労していることを薄々ご存知なのだと思います。こういう時中国の方達は友人、知人を紹介することによって助けてあげようと力を貸してくださいます。この大らかさはやはり大陸のものだとしみじみ感謝いたします。
4月12日
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朝9:30歌劇院にて陳黙さんに会い案内して頂きます。陳黙さんは今回私がひとりなのを知って、葉さんに代わってなにかと私の面倒を見てくれます。
午前中レッスン風景を見学させて頂きました。突然のヨソ者の出現に皆が怪訝な顔で見るのでは・・・・などというのは全くの杞憂に過ぎませんでした
。後で分かったのですが、生徒さんの中には昨年の私のコンサートを聞いて下さった方もいらしたようで、皆さんのニコニコ顔に迎えて頂きました。 |
午前中のレッスンが終わり、この右も左も分からない場所で私はどうやってお昼ご飯にありつけるのかな・・・と一瞬不安になりましたが、又々大陸の大らかさで魏松さんとのお食事に私も加えて下さるというではありませんか!
日本だったらまずあり得ないな・・・と思いながら有難くご一緒させていただきました。
| 左から
張岩生さん、陳黙さん、私、魏松さん
遼寧歌劇院 孟欣副院長
同歌劇院合唱隊 楊玉平隊長 |
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