又日本を代表する曲「さくら」に合わせて撫順経済開発区朝鮮族学校の生徒さん達が美しい衣装で可愛らしい踊りを披露して下さいました。
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李青さんのピアノ独奏(2曲)の後はチャイナドレスに着替えて中国の歌を歌いました。 |
プログラム最後の曲はプッチーニ作曲「トゥーランドット」から“誰も寝てはならぬ”です。この曲は先の冬季オリンピックでフィギアスケートの荒川静香さんが金メダルを取った時の曲として日本でも大変人気がありますがここ中国では更に人気のある曲として人々に親しまれています。ですから本来はテノール歌手の歌う曲ですが中国に於いてはソプラノ歌手もこの曲を歌えるようにしておいたら良いという魏松さんの勧めに従い私もこの曲をレパートリーに加えました。最初はテノール歌手の曲ということでちょっと抵抗もありましたが歌い馴れてみると成程人々がこの曲に興奮する理由が分かるな・・・と思えるようになりました。案の定この曲が始まるとお客様からすぐに拍手が沸き起こりました。
沢山の拍手を頂戴しお礼の気持ちでアンコールには「月亮代表我的心」を歌いました。
そして一番最後は客席に降りて「同一首歌」をお客様と一緒に歌いました。
客席に降りて「同一首歌」を皆さまと一緒に
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こうして全部で14曲演奏した所で皆さんとお別れです。
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コンサートの後舞台にて左から李青さん、
楊副市長、私、阿部総領事 |
コンサートの後学生さん達からのサイン攻めにあい彼らの若々しいエネルギー溢れる様子に感動いたしました。 |
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その後は撫順市友誼賓館でパーティーがあり大きな円卓の上を美味しいお料理と楽しいお喋りと笑い声が永遠の日中友好を願う私達の気持ちを象徴するかのようにいつまでもいつまでも回り続けました。
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右から
顧兆傑・撫順市群衆芸術館芸術部主任、金滌凡・撫順市外事弁公室副所長、
劉祥偉・撫順師範高等専科学校教師
翁鉄軍・在瀋陽日本国総領事館職員、魏素潔・撫順市外事弁公室主任、傳麗 ・撫順市人民政府市長助理
李青ご夫妻、私、楊学海・撫順市人民政府副市長、阿部孝哉・在瀋陽日本国総領事、
呉奎豪・撫順師範高等専科学校校長、肖長発・撫順市文化局局長、小俣、
菊田悦二・在瀋陽日本国総領事館領事趙庸・撫順市商業銀行行長 |
このたびのコンサートは阿部孝哉総領事と撫順市の揚学海副市長や魏素潔外事弁公室主任との特別な友好関係のおかげで実現したコンサートです。
阿部総領事からはじめて「撫順」という地名を伺った時私の頭にまず浮かんだのは李香蘭こと山口淑子さんのことでした。以前彼女の自伝を読んだ時に一番初めに登場したのがこの撫順でした。山口さんだけでなく当時一般の庶民としてこの地で暮らしていた日本人にとって平頂山の大虐殺事件は耐え難く申し訳のない恐ろしい事件だったに違いありません。現代の某大国を見ても時の権力者は歴史から何も学ばず(・・・もっともこの国には歴史がないのだから仕方ないのかもしれませんが・・・・)争いに向かって嫌がる一般庶民を無理矢理引きずって行くもののようです。
一般庶民の願いは平和な愛のある暮らしだと言うのに。しかしどんなに弱くても数の上で勝っているのはこの一般庶民です。ですから私はこの庶民レベルの交流を深めることによってたとえどんなに小さな力であってもいつか大きな流れになると信じて頑張り続けたいと思います。
今回の撫順でも沢山の素晴らしい出会いが私を待っていてくれました。
このことに感謝して私もできる限りのご恩返しをさせて頂けたらと願っています。この同じ地球に暮らしているのです。国なんて関係ないではありませんか・・・・外見や言葉は違っても人間という生きものは本当に素晴らしいのですから。
撫順での余韻の残る9月1日私は上海へ飛びました。9月24日の長春でのコンサートの準備をするべく魏松さんや張亮さんとの打ち合わせをする為です。張亮さんは今回はじめて共演することになった若き中国音楽界のホープです。今まで中国で共演した経験から日本人と中国人ではやはり感性に違いがありなかなか共鳴できないものなのかな・・・と思っていましたが今回魏松さん、張さんに会ってみて感性は個人の資質の問題であり国には関係ないということが分かり大変嬉しくなりました。
中国の歌やオペラのアリアなどは勿論のこと日本の歌までも日本語を理解していない筈の張さんがここまで私の歌にピタッと寄り添ってくれるとは!
本当に嬉しい驚きでした。余りに素晴らしいピアノなので2007年日中文化交流年の最後を飾るべく今年の私のクリスマスコンサートに彼を日本に招聘したい旨申し入れ彼も承諾してくれました。
12月24日のクリスマスコンサートぜひご期待下さいませ。中国から日本へはいつもビザの問題が心配の種としてつきまといますがなんとかうまくゆきますよう神様に願っています。
次回はいよいよその長春のレポートです。乞うご期待!! |