松井 菜穂子 -Soprano-レポート
松井 菜穂子 Soprano
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10月17日四川大地震被災者の為のチャリティーコンサートについて

 来る10月17日四川省成都市に於いてチャリティーコンサートを行います。このコンサートを思い立ったのはあの大地震の直後でした。そしてたいへん有難いことには直ぐに協力者も現れました。音楽方面での協力者はもちろん魏松さん、そして四川省への窓口となってくださいましたのは成都出身で現在上海と東京で事業を成功させていらっしゃる杜宏さん(中国美的BITEKIのCEO)、このお二人から快いお返事を頂き張り切って進み始めたものの実現に向けての道は思いのほか困難を極めました。

 当初私が思い描いていたのは被害の酷かった場所に赴き手と手が触れ合うような距離で歌って「人の声」で傷ついた心を癒やして上げられたら、というものでした。災害直後に現地入りしボランティアをなさった方たちのようなことはとうてい出来ない非力な私ですが、今までに老人ホームやホスピスで歌ってきた経験から「歌」には人を元気付ける力があることは分かっていました。きっとそれは国を超えても同じことにちがいないでしょう。天から与えられた「声」を使って少しでも多くの人に喜んでいただくのが歩むべき道と思い込んでいる私がまず初めに考えたのはこういうものでした。

 しかし外国人で現地の事情も全く分からない私のこうした考えはかなり非現実的なものであることが徐徐に判明、当初の思いは捨てざるを得ませんでした。魏さんや杜さんがいくら協力を引き受けて下さったとは言え最初に言い出したのは私ですからまずは自分が動かなくては、と思いあちらこちらに行き色々な方にお会いしてご相談やお願いをして回りましたが一向に埒が明きません。結局助け舟を出してくださったのはたはり地元出身の杜さんでした。

 今年五月の連休中突然杜さんから電話があり「明日成都に来られる?」実はその数日後に上海に行く用事があり既に飛行機は手配済みでした。しかしこの機会を逃したら次はないかも知れないと思った私は即刻OKと返事しました。しかしなにぶんにも連休のど真ん中、飛行機の変更は出来ず新たにチケット取り直しですが運良くチケットもゲットでき早速翌日には成都に到着、ラッキー!幸先よいスタートです。

 杜さんのご紹介で四川省人民対外友好協会の秦琳会長にお会いさせていただきました。秦会長は前日杜さんの電話のそばにいらして電話で二言三言話した相手が本当に翌日成都まで飛んで来たことにとても感激して下さって、早速その場で今年10月行われる「中国西部国際博覧会」への正式招待状を出してくださり、チャリティーコンサートをその時期に合わせて開催するようご提案下さいました。

左から杜宏さん、秦琳会長、私


 上海へ戻り魏松さんにご相談、本年10月フランクフルトで開催される国際ブックフェアの主賓国である中国の代表として13日ドイツで歌うけれど飛んで帰って駆け付けるか らと心強いお返事も頂きひと安心。
 成都は三国志のゆかりの地ですし又世界遺産が沢山あります。そしてなんと言ってもあの九寨溝や黄龍への入り口にあたります。私が以前行ったのはちょうど同じ10月でしたが木々の紅葉と水の青とが美しい対比を成していてそれはそれは美しい景色でした。せっかくなら日本の友人の皆様にもこの美しい自然を見ていただきたいとコンサート応援ツアーも組みました。

 しかし良いことばかりが続かないのもこれまた人生、6月は母の胃癌の手術、入院で明け暮れしかも時期的に七夕コンサートの準備と重なり自分自身が倒れないで頑張るのに精一杯、成都のことが気になりつつも手が回らず結局次に成都に行くことが出来たのは8月に入ってから、とかなり遅れてしまいました。8月以降の進展につきましてはまだこの時点では発表出来ない事、不確かな事など多々ありますので次回詳しくご報告いたします

とりあえず決まっていますのは以下の通りです。

日時:2009年10月17日 午後20時開演
場所:成都市内 嬌子音楽庁(800席)
出演:ソプラノ 松井菜穂子  陳其蓮 
   テノール 魏松
   バリトン 楊小勇
   指揮   林友声
   管弦楽  四川愛楽楽団
曲目 歌劇のアリア、中国の歌、日本の歌


 コンサートの副題は「子供たちの為に」です。チケットの販売はせずスポンサー企業を募りスポンサー企業にはチケットを差し上げ、顧客様或いは社員の方たちの為に有効にお使い頂ければと思っています。スポンサーからの寄付金は全て四川省扶貧基金会に集められ有効に使って頂けます。
 少しでも多くの寄付金を集められるように益々活動して行きたいと思っています。



以上











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