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7月7日 七夕歌祭り出演者と菜穂子の対談その5
インタービュアー テナー魏松(ウエイ・ソン) 話し手 ソプラノ松井菜穂子
魏松:11:00、今日は我々にしては早い時間に会ったね
N:そうですネ。多くのコンサートはだいたい夜に行われるので我々は皆夜型の人間ですよネ。
W:そうだね。ところでファンの皆様のため「なぜ中国で歌うようになったのか」そのあたりを説明してあげてみて下さい。
N:ひと言で言えば中国ではお客様から「元気」を頂けるからです。日本のお客様とくにクラシック音楽のお客様はとてもお上品で静かにお聞きになる。まあヨーロッパからの演奏家に対しては又違った反応なんですがクラシックの本場はヨーロッパという既成概念がありますからネ。
W:まあ、それは中国も同じような傾向があるけどね。
N:でも中国のお客様は楽しいと感じたらすごく素直に表現するじゃないですか。同じ空間、同じ時間を共有する訳だから演奏者と聴衆のキャッチボールがあってはじめて成り立つ訳だと思うのですが投げたボールが投げっ放しで戻って来ない・・・というのはけっこう疲れるんですよネ。長年歌ってきてさすがに疲れたかな・・と思い始めていた時中国と出会った訳で、同じ大変な思いをするなら中国で歌っているほうが楽しいな・・・と思ったのです。
W:まあたしかに私も日本で何回か歌っていますが日本のお客様はとても礼儀正しいですネ
N:礼儀正しくなくても良いからワッと盛り上がって欲しい(笑!)
W:それならやっぱり北京で歌うのが一番だよ。上海のお客さん以上に北京のお客様は盛り上がってくれる。
N:北京はまだ一回しか歌ったことがありませんから北京での活動を増やすよう頑張ります。魏松さんも応援して下さいネ!
W:もちろん、喜んで!
ところでNaokoが歌を始めたきっかけは?
N:小学校の音楽の先生が「声がとてもきれいだから歌の道に進んでみては・・・」と母に勧めて下さったので。でも2歳半から習っていたピアノがあまりにもひどくて母は最初半信半疑でしたけれど(笑!)
W:その先生のおかげで今こうして出会っている訳だね。
N:本当に縁とは不思議ですよネ・・・・瀋陽で2007年4月はじめてお会いした時もまさか瀋陽に魏松さんがいらっしゃるなんて想像もしていませんでしたから・・・それが瀋陽の音楽仲間の方から「魏松さんが今瀋陽に来ているからNaokoもおいで!」と声をかけて頂いて。そういう意味では私は特に中国に於いて人の関係に恵まれています。私が中国に対して一番感謝している点です。
W:瀋陽にはよく行くの?
N:仲良くして頂いている中国人の友人が沢山いますので「帰ってきたよ〜」みたいなかんじで。それからもうひとつの大きな理由は乗馬です。子供の頃から好きで夏の軽井沢で必ず乗っていましたけど東京では乗馬はお金と時間がかかりすぎてとてもやっていられないのですが瀋陽では市内から車で30分位のところにとても素朴な乗馬ができる所があって・・・今では馬友達も出来ていくと必ず楽しんでます。サラブレッドではなくてちょっと小型のモンゴル馬ですけど山の中を1時間位駆け回ると本当に気持ちが良いですよ!
W:上海にも乗馬クラブあるから行ってみたら?
N:そうですか?ではぜひ行って見ます。ご一緒しませんか?
W;いや僕が乗ったら馬がかわいそうでしょ・・重くて(笑!)
N:そんなことないですよ。アメリカの西部劇の俳優さんが乗っているんだから大丈夫!でも怪我をしない程度にしなくてはネ・・・怪我というと思い出してしまうのがあの魏松さんの交通事故!
W:うん あれね
N:私のホームページでも書きましたからすでに御存知の方も多いかも知れませんが
2007年9月長春のジャパンウィークで私が歌った時ゲスト出演して下さる為長春へ駆けつける途中であの事故に遭われて・・あの時は本当に大変でした。
W:あの事故では僕も「ああこれで死ぬんだ・・・」って思ったけど・・・
N:本当に奇跡的でしたよネ。きっとあの事故の直前に亡くなれたパバロッティが「お前は俺の代わりにそっちで歌っていろ!」っていうかんじでこの世に押し戻してくれたんだと思いますよ。だから魏松さんは元気で歌い続けなくてはならないんですよ!」
W:「そのつもりです!これからも音楽を通じて日中の交流を深められるよう一緒にがんばりましょう」
N:「7月7日の後10月に四川でチャリティがあります。ぜひ又色々宜しくお願いします!」
W;四川の被災者のためにそこまで頑張るNaokoを中国人としては全力で応援しますよ任せて下さい。
N:それを伺い心強いです。7月7日のコンサートでも私へのお花はお断りしてそのお気持ちをぜひ四川への寄付にと呼びかけるなど色々工夫していくつもりです。
益々頑張りますよ!皆さまもご期待下さい。
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