HOME > ブログ > アーカイブ > 2011年5月

2011年5月

上海

 明日(30日)は上海を離れて北京に向かいます。

この2日間忙しい毎日でしたが、その中から一日毎にひとつずつ選んで写真でご報告させて頂きます。

首席公館.jpg

 

首席公館酒店にて、左から邵偉行さん、陳其蓮さん、陳紅さん、張馨ちゃん、邵玎くん、張芸軍さん

この首席公館は日本でも人気の高い京劇俳優・梅蘭芳さんゆかりの場所でもあります。

邵さんの息子=邵玎さんは未来の京劇スター、今日(28日)この場所を選んだ陳紅さんのセンスに脱帽!

 

29日、北京国家大劇院で歌う中国オペラ「雷雨」のお稽古を上海歌劇院のピアニスト・沈燁さんにお願い致しました。

 

Pianisit1.jpg

 

 昨年12月に結婚したばかりの趙天瑞さんと沈燁さんの幸せいっぱいのツーショットに割り込んで・・・・

Pianist3.jpg

那時花開――上海歌劇院

 5月27日上海大劇院に於いて、上海歌劇院による新作中国オペラ≪那時花開≫が上演されました。

 

那時花開.jpg

初日のA組に魏松さんが出演しているので友人たちと連れ立って見に行きました。

真ん中の通路から2列目のど真ん中という一番良い席のチケットをご用意頂きちょっと恐縮!

私の前には関係者のお偉いさんばかり、中には昨年11月の私のコンサートの時にお世話になった方も座っていらっしゃいました。

さてこのオペラの作曲者は2008年、北京国家大劇院のこけら落とし公演の最大の目玉演目≪国家大劇院版トゥーランドット≫の作曲者・郝維亜さんです。

ご存じない方が多いと思いますので、ちょっとご説明致します。

プッチーニ作曲の中国を舞台にした有名なオペラ≪トゥーランドット≫

なかでもテノールの歌うアリア「誰も寝てはならぬ」は大変有名です。とりわけ日本の皆さんには冬季オリンピックのフィギュアスケーでト金メダルを取った荒川静香さんの≪イナバウアー≫の曲として大変良く知られています。

このオペラ、実はプッチーニは最後まで書きあげることなく亡くなってしまったのです。

最後のほうは弟子が書きました。今世界中で≪トゥーランドット≫として上演されるのはこの≪プッチーニ→弟子≫の楽譜に基づいた演奏です。

しかし、2008年国家大劇院版ではこの弟子が書いた部分を中国人の作曲家が新たに書き直しました。

その作曲者が郝維亜さんという訳です。

今回のオペラは現代の中国が舞台でそのストーリーは・・・・

貧しい階級出身の女性・文娟が子供を身ごもり恋人に捨てられ、困り果てて子供を初恋の男性・根亮の家の前に置いて疾走。

根亮は民工をしながら一生懸命その子供・多多を育てます。多多の為に結婚もせずに。

賢く可愛く育ち10歳の誕生日を迎えた多多がなんと白血病にかかります。

骨髄移植で救えるのは血のつながりのある親、又は兄弟しかいません。

いまは裕福な家庭の主婦となり男の子も生まれ幸せに暮らす文娟、たまたま子供の健康診断で訪れた病院で昔捨てた我が子・多多と再会します。

根亮から多多の命を救えるのは君だけだと懇願されますが、今の幸せを手放したくない文娟はガンとして拒絶します。

しかし最後には親としての情に目覚めますが時既に遅く多多は天に召される・・・というストーリーです。

文娟を歌うのは黄英さん、根亮は張峰さん、文娟の現在の金持ちの夫を魏松さん、という配役です。

悲劇で終りますがこのオペラに出てくるのは皆それぞれ自分を守りたいが故のエゴはあるものの最終的にはどの人もみな良い人ばかりという≪救い≫のあるお話です。

それにしても新作物につきものではありますが、このオペラも本当にギリギリまで特にオケ譜が出来上がってこなかったようです。

どのくらいギリギリだったかについては私の聞き間違いだといけないのでここには書きませんが上海歌劇院のオケには脱帽!!

とても綺麗な音楽でしたし、ストーリーも感動的でしたし、特に外国人の私からなにか言うことは全くありませんが・・・・・

ひとつとっても気の毒だったのは・・・・主役をうたった黄英さん、本当にとっても素晴らしい美声の持ち主ですが、それだからこそと言うべきか、典型的な≪ソプラノ体型≫です。そういう彼女にミニスカートを履かせた衣装担当者のセンスは如何なものかと????同業者として言わせてもらうなら我々のように身体を使って歌わなくてはならない声楽家の場合、ミニスカートで歌うのはたとえ美脚の持ち主だってきっとイヤだと思うでしょうからね(笑)!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いよいよ出発が近付きました。

 明後日(27日)、コンサートの為に中国に参ります。

先ずは上海に入り指揮者の林友声さんと合わせを行ないます。

その後コンサート会場――国家大劇院――のある北京に参ります。

今回は瀋陽からわざわざ駐瀋陽日本総領事館・松本盛雄総領事ご夫妻が応援に駆けつけて下さいます。

松本総領事は自らもチェロを弾かれますし、大の音楽好きでいらっしゃいます。

北京の友人の多くや、また瀋陽などの遠方からも友人が家族で応援に来てくれたり・・・・

そして何と今回も日本から友人・源馬邦子さん・ローズカズコさんがわざわざ応援にきてくれます。

しかし全体のチケットの状況は必ずしも芳しくはない模様です

まあなにしろクラシック音楽ですから、日本においてもそうですが、相当に頑張らないと普通に構えていてもチケットが飛ぶように売れる・・・・ということはあり得ない訳です。

今回、初めての国家大劇院ということもあり勝手が分からず私も静観していたのが悪かったのかもしれませんが・・・・

まあこの期に及んで騒いでも始まりませんので、気持ちを落ち着けて臨むしかありません。

2005年初めての上海公演の時も殆ど知り合いのいない中で開催し最後まで集客の不安がありました。

結果的にはその時は友人たちの頑張りでなんと90%の席が埋まりましたが・・・・・

その時自分に課していたことは―――

たとえ少ないお客さまでも精いっぱい心を込めて歌う事、そしてそのお客様の心をしっかりと掴むこと。

そうすればそこから段々にお客様が増えて行くでしょう・・・・と。

今回もふたを開けてみるまでお客様のことはどうなっているのか分かりませんが――なにしろ中国は良くも悪くも想定外の驚きに満ちた国ですから――この気持ちを忘れずに日中友好の懸け橋としての私の務めを誠実に果たして参りたいと思います。

 でもやっぱり≪満員御礼≫の夢も最後まで持ち続けてはいますが(笑)!

 

全国町村会館に藤原忠彦会長をお訪ねしました。

 5月19日(金)全国町村会館に行きました。

先日長野県川上村に行った時のこと・・・・・

全国町村会長でもある川上村・藤原忠彦村長を東京永田町にある全国町村会館にお訪ねしたい、と東北亜国際交流中心主席・孫鉄騎さんが言いだしました。

それではみんなでお訪ねしましょうと言うことになり・・・・

以前2回ほどお邪魔した事のある私が案内役となりました。

会長室にて藤原忠彦会長を囲んで

 

001.jpg

 

後列左から、日中友好会館王杰総合交流部長、孫鉄騎さんのお嬢さん、孫鉄騎さん、日中友好会館中国代表常任理事・王昆さん、中華人民共和国駐日本国大使館陸軍武官・趙軍上級大佐

 

2.jpg

孫さんのお嬢さんはイギリスから一時帰国中で参加、私は彼女の日本のママです。 

 

その後六本木のしゃぶ禅に行きました。

 

3.jpg

 

4.jpg

川上村、山中光雄さん、原文宏さん、川上智美さん、町村会館総務部・前田達弥副参事、東京都日中友好協会常任理事・永田哲二さん、などの皆さんも加わり賑やかで楽しいお食事会となりました。

ピアノの調律――百瀬舟佑さん

 今日は我が家のピアノの調律の日です。

このピアノが我が家に来たのは平成9年5月13日のことでした。

その前年、以前からずっと調律をお願いしていた百瀬舟佑さんに浜松のKAWAIの工場まで一緒について行って頂き特注で作ったピアノです。

工場に並んでいる沢山のピアノを全部弾かせて頂き、音色はこれに近いもので・・・・・

また沢山のピアノの中から、これと同じ木を使って同じ色で・・・・・足は猫足で・・・・

と、あれこれ注文を付けて長い間待って出来上がった思い入れたっぷりのピアノです。

そのピアノの≪御輿入れ≫からずっと面倒をみて下さっている調律の百瀬さんにとっても又多分我が子のような存在のピアノなのだと思います。

残念ながら私は声楽家であってピアニストではありませんので、≪私の音色が出てきた≫という程深く弾きこんでいる訳ではありませんが、いつもいつも私と共にある大切なパートナーです。

今日我が家にいらした百瀬さん、先ず真っ先に気になって確認なさったのは、この前の大地震でピアノが移動していないかどうか・・・・という事、殆ど動いていないと分かって先ずはひと安心

百瀬さんに入念なお手入れをしてもらったピアノ、ピカピカに輝いてなんだか嬉しそうにしています。

 

002.jpg

 

 調律だけでなく、写真学校にも通った経歴を持つプロ級の写真の腕前を持つ百瀬さん、私の過去のHPの舞台写真の中には百瀬さんによるものが沢山あります。

因みに私があの景色は絶対に撮りに行くべきと強くお勧めした事がきっかけとなって、中国の九寨溝にも写真撮影旅行にいらした事があるのですよ。

 

 

北京国家大劇院コンサート、見にいらして下さいね!

 6月2日(木)の国家大劇院のコンサート

「北京までは行かれませんが、又今回も録画しますよね?」とのご質問を受けましたが・・・・

生憎今回の国家大劇院のコンサートは録画も録音も出来ません。

なにかの決まりがあって出来ないと言う訳ではありませんが、余りに料金がかかりすぎるので断念致しました。

今回のコンサートでは中国オペラ「雷雨」の中の魏松さん演じる周萍との二重唱、そして繁漪(私が歌う女主人公の名前)のアリア、というなかなか珍しい演目が入っていますので、本当は記録として残したいところではありますが・・・・・

まあ、またこの中国オペラについては別のもっと良い機会があるものと信じて・・・・

でも、そういう訳ですので、後からDVDを見る、或いはユーチューブで見る、という可能性はゼロですので、やはり北京に見にいらして頂くしかなさそうです。ごめんなさい!

まあせめて写真だけでも撮ってこられるように頑張ります。

 

 

 

 

 

 

BBT大学

 昨日のアメーバブログにも書きましたが、昨年録画したBBT(ビジネス・ブレークスル―)大学の講師を務めさせて頂いた、その授業が最近ネット配信されたそうです。

今までのブログの読者の皆様にも昨年7月末のブログ記事のご記憶はないでしょうし、又新しい読者の方にしたら尚更の事・・・・

そこで昨年掲載しましたブログの写真を再度、ここにアップ致します。

それをご覧になればもしかしたら「ああ、あの記事!」と思いだされる方もいらっしゃるかも知れないので。

 

007.jpg

 川上真史様と

BBT大学で教える経済と私の音楽・・・一見何の繋がりもないような感じを受けますが

川上真史教授の巧みな誘導のおかげで私自身もその授業を受け持ってみて分かった事なのですが、どの分野においても≪プロの仕事≫というものには共通の要素があるのだと気づかされました。

こういう全く違う分野の方とお仕事をすることで私自身も色々勉強になりましたし、またネット配信で授業をご受けてくださった生徒さん達からの感想文を読まさせて頂き、またまた新しい発見がありました。

 BBT大学で受講して下さった生徒さん達の期待を裏切らないような私であり続けたいと思いますし、またそのように努力して参りたいと思います。

 

 

 

川上村中国人農業研修生の為のチャリティーコンサートその4

川上村藤原忠彦村長と02.jpgコンサートの写真はフォトレポートにて公開しております。016.jpgコンサート後の打ち上げ会 

 

前列左から、東北亜国際交流中心・高銘さん、日中友好会館総合交流部長・王杰さん、川上村農林業振興事業協同組合副理事長・井上公生さん、同組合顧問・佐原吉平さん、私、川上村農林業振興事業協同組合理事長・油井明彦さん、日中友好会館中国代表常任理事・王昆さん、川上村農林業振興事業協同組合専務理事・鷹野憲一郎さん、東京都日中友好協会常務理事・永田哲二さん

後列左から東北亜国際交流中心・高坂明さん、同・塩根寿美さん、同李慶宝さん、同孔泉さん、青山ローレル小俣泰隆社長、ピアニスト榊原紀保子さん、東北亜国際交流中心主席・孫鉄騎さん、川上村農林業振興事業協同組合・日向小由紀さん、同油井秘さん

019.jpgのサムネール画像

コンサート翌日の朝、孫さんの所の研修生を訪問して激励しました。

022.jpg

 

左から 孫鉄騎さん、私、王昆さん、王杰さん

020.jpgのサムネール画像 

 研修生の皆さんと

023.jpg

 

左から、孫鉄騎主席、有限会社ディック信濃川上代表取締役・原哲蔵さん、私、王昆中国代表常務理事、
榊原紀保子さん、王杰総合交流部長、李慶宝さん、孔泉さん

024.jpg

 

ブログ更新が出来ずにおります、悪しからず・・・・

川上村チャリティーコンサートの写真レポート、ブログの書き換え、北京国家大劇院のポスター、等々

目下ストップしています。

連休でホームページ管理会社がお休みだった関係で遅れています。

ブログに関しては、私の知識不足でこれまた書きかえが出来ずにおります

写真を時間に沿って順番通りにアップする・・・という初歩的な事が出来ず・・・・もうしばらくお待ちくださいませ。

一両日中にはなんとかいたしますので

 

 

川上村中国人農業研修生の為のチャリティーコンサートその3

今日はコンサート前夜の写真をご覧頂きましょう。

01.jpgのサムネール画像

 

2011.4.25夜 野辺山黒岩荘にて

前列左から川上村役場・川上智美さん、日中友好会館総合交流部長・王杰さん、川上村副村長・川上芳夫さん、私、川上村村長・藤原忠彦さん、日中友好会館中国代表常任理事・王昆さん、青山ローレル小俣泰隆社長、東京都日中友好協会常務理事・永田哲二さん、

後列左から東北亜国際交流中心・高銘さん、川上村役場・山中光雄さん、ピアニスト・榊原紀保子さん、東北亜国際交流中心主席・孫鉄騎さん、東北亜国際交流中心・李慶宝さん

 

北京国家大劇院コンサート 2011-6-2

6月2日(木) 北京国家大劇院コンサートは、すでにチケット販売開始いたしました。

詳しくは・・・・・

http://www.chncpa.org/ycgp/jmxx/2011-03-19/74206.shtml

どうぞ宜しくお願い申し上げます。

川上村中国人農業研修生の為のチャリティーコンサートその2

川上村のコンサートの写真についてはフォトレポートにてまた改めて掲載することにいたします。お楽しみに!

しかし目下、連休中の為ホームぺ―ジ管理者が休み中ですので少しお時間を頂戴したいと存じます。

このコンサートのきっかけについて、古くからの私のHP読者の方はご存知かとは思いますが、新しい読者の方の為にちょっとご説明いたします。

2008年吉林省長春市で開かれた≪日中人材交流フォーラム≫に主催である吉林省人民対外友好協会・王杰さん、同じく主催である東北亜国際交流中心主席・孫鉄騎さん、から声をかけて頂き参加させて頂いたのがきっかけです。

その時孫さんの提案で私は中国語でスピーチをいたしました(汗!)

沢山参加した日本人――殆どは経済界の方が中心で歌手は私一人でしたが――の中で中国語のスピーチをしたのは私だけでしたので地元の新聞にも載せて頂いちゃいました!

そのフォーラムの後、吉林市の農業科技学院に行くご一行に何故か同行させて頂くことになりました。

そのご一行の中心人物こそが川上村の藤原忠彦村長だったのです。

長春市から吉林市までの往復の間、車中でずっと藤原村長とお話しさせて頂いた私はすっかり村長のファンになってしまいました。

そしてその時川上村では毎年レタス――川上村は日本一のレタス生産を誇る村です――の栽培の為毎年4月から約半年間、中国から700くらいの中国人研修生を招いていることを知りました。

その主な送り出し機関の責任者こそが東北亜国際交流中心の孫鉄騎さんなのでした。

村長にお聞きしたところ川上村にはなんと!クラシックコンサートのできるきちんとしたコンサートホール――ピアノはシュタインウェイ――があるとの事!

それならば、4月に来たばかりで慣れない生活に戸惑いやストレスを感じているであろう中国人研修生の為にチャリティーコンサートをしましょう、と私から押しかけたのが始まりです。

今から振り返ると最初はお忙しい川上村の村役場の方達にしてみれば≪いい迷惑!≫だったのかも知れませんが(笑)とりあえず中国人研修生の皆さんには大変喜んで頂き、その後も続けて今年で3回目となりました。

今では村の方達皆さんと本当に親しくさせて頂いています。「帰ってきました~~!」みたいなノリです!

最初は試行錯誤でしたので、日にちもなかなか決まらなかったりしましたが、今年は早々日にちも決まり、おかげで大変素晴らしいピアニスト・榊原紀保子さんに伴奏をお願いすることが出来ました。

榊原さんは私と同じ東京音大の後輩です。東京フィルハーモニー交響楽団のホルン奏者で同じく東京音大の同級生・古野淳さんにご紹介頂きました。 

彼女は174センチ――自称・・・でも私はもっと高いのでは、と秘かに思っているのですが――の背があるのでピアノという大きな楽器を弾くには理想的な体格です。ピアノを弾くには余り小さい身体では無理があり、実はそういう理由から私は男性のピアニストの伴奏が好きでしたが、彼女と知り合ってからは必ずしも男性でなくても良いなと思っています。

数日前のアメブロに二人の写真が出ていますのでご覧ください、私の身長は正真正銘の160センチ、少し遠近法を利用して私が手前に立ちその隣に立つ榊原さん・・・・・本当に174センチしかないのかな~~???背の高い女性に憧れる私におは本当に羨ましい限りですが。

 榊原紀保子さんのブログにもこのコンサートの事が書いてありますので是非ご覧ください。

ピアニスト・榊原紀保子ですぐに検索できますので!

では長くなりますので又!

                                               続く・・・・・

 

 

« 2011年4月 | メインページ | ブログ記事一覧 | 2011年6月 »

このページのトップへ

最近の画像