私は今までイタリアもの、フランスものを中心に勉強して参りました。もちろんロシアのうたやドイツのうたも歌いますがイタリア語やフランス語のように、言葉をきちんと勉強していないので、やはり少し苦手です。しかしドイツ歌曲には素晴らしい歌が数多くあり、しかも人生経験豊かな年令に達してこそ 表現できるような曲がたくさんあります。
張亮さんは留学先がウィーンだったのでドイツ語がお上手です。彼と知り合ったことで、これから少しずつドイツ歌曲も取り入れてゆきたいと思っています。
今回のクリスマスコンサートも、アヴェ・マリアなどのおなじみの曲に加えM・Reger(レーガー)の「Maria Wiegenlied」(マリアの子守歌)を入れました。以前この曲を歌ったときはイタリア語で歌いましたがやはり原語で歌うのが一番美しいので、このたびはドイツ語で歌うことにしました。
又何百回と歌っている、侯しゃく様ごらん遊ばせ(Mein Herr Marquis)についても、今回張亮さんから言われたひと言で、ガラリと変わる(もちろんお客様には決して分からない私ひとりの変化にすぎないのでしょうが・・・)収穫がありました。
30才にも満たない若さですが今年からは上海愛楽楽団の常任指揮者になり 益々活躍の場は広がってゆくでしょう。中国でも日本でもクラシックの音楽家を取りまく環境は厳しいものがありますが このままその才能を花開かせてゆけますよう 私も心から応援しています。
今年6月7日は東京で彼のピアノを皆様方に聞いて頂けますし、又来年7月7日にはオペラシティホールで東京フィルハーモニー交響楽団を指揮する張亮さんに出会えます。(詳しくは又私のインフォメーションのコーナーでお伝えいたします。) どうぞご期待ください。
大事なことを言い忘れていました。彼の音楽性についてばかり書きましたが、実はその上かなりの「イケメン」であります。女性の皆様にはその点も乞うご期待ですよ。 |